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ぶらり…六地蔵

金鱗湖のほとりの道をぶらりぶらいと歩いていると、ふと、これ何だろうと思うものにぶつかりました。 ひょんなことで思わぬことが解ったりするものです。昔の人は、様々なことをして神様を祀っていたのだなと思いました。
     
 
■金鱗湖の周りの小道をぶらぶら歩いていると、古風な石碑が建っているのに気が付きました。   ■よく見ると、四角形の各面にお坊さんのような姿をした人像を浮き彫りしています。
     
 
■この石碑は何だろうと、ふと後ろを振り返ると、長い石段がありました。この石碑とこの階段の上にあるものは何か関係があるのだろうかと気になって、階段を登ってみることにしました。   ■この石段はかなり勾配がきつく、右の手もたれをつたいながら登って行きました。石段は何段あるかは数えませんでしたがかなりの段数がありました。
     
 
■上にあがってみると境内に木々が鬱蒼と茂っています。   ■庵の向こうには竹林もあります。なんかしら少し不気味な感じがしました。
     
 
■石灯籠に赤い文字で「奉納」と彫られていました。向こうに小さめな庵があります。   ■格子戸から中を覗いてみると、神棚のようなものが置かれ、神様が祀られているようです。
     
 
■庵の左側の崖の岩に、たくさんの石の仏像のようなものが置かれています。   ■四角い石に彫られた磨崖仏が数々があります。
     


■こちらは地蔵でしょうか。
 
  ■茶碗にお水が供えてあります。
     
 
■崖の岩を彫っています。   ■親鸞聖人(?)みたいな石像。いったいここはどのような目的でこのような施しがされているのでしょうか?
     
 

■登ってきた石段を降りてみて解りました。下に右の写真のような案内板がちゃんと設置されていました。ここは町指定有形民俗文化財なのです。この上にある六地蔵塔は古く1472年(文明4年)に建立されたそうです。
表示板には『この段の上にある庵を嶽雲庵といい、本尊の薬師如来と北の方の文殊平にあった妙徳庵の本尊の文殊菩薩を安置しています。
  如来による温かい薬湯と菩薩による清らかな智水は金鱗湖に注がれ盆地の底に美しい流れをなしてきました。行者は四峰の起点とし、村人は生活の泉となし、牛馬は憩いの場となってきました。人々はこの薬師如来と文殊菩薩に感謝の心を表すため、境内に磨崖仏や六地蔵塔を建立しました。』と書かれていました。
     
 
■なるほど、下ん湯あたりから、この金鱗湖に流れている温かい薬湯。   ■天祖神社あたりから流れ込んでいる清らかな智水。これらをここで感謝して祀っているのだなと解釈しました。