そのお店は、段々畑や蛍の舞う
小川がある田舎の風景のなか
にありました。これこそが由布院
の本来の姿!静かです。

日本人なら必ず使うお箸。
そのお箸を大分県内や九州内産の木にこだわって、一本一本丁寧に作ってくれるお店が由布院にありました。
木のぬくもりや木目の美しさに魅了され、木工技術の修行を積んだ西原さん。
アドバイスを聞いて、彼が心を込めて作ってくれたお箸を買って帰り、早速使用してみると、おお!なんて使いやすいんだろう!自分にあったお箸ってこんなにも手に馴染むんだろうと不思議な気持ち。
今まで使っていたお箸はいったい何なんだったんだろうと考えさせられてしまいました。
料理に器は凝るけれど、お箸に凝る人はあまり聞きませんね。さりげなく、お箸にもこだわりを見せるのが粋でお洒落ってものじゃありませんか?
ここ『箸屋一膳』のお箸を使ったらもう手放せませんよ!

コンクリート打ちっぱなしの建物の一画にお店の入り口があります。洋と和のモダンが溶け合った佇まい。大きな生木に筆で「箸屋一膳」と手書きされた看板が印象的。

店内はアンティークな家具の上にいろんな種類のお箸などの商品が整然と並べられています。控えめな音量でジャズが流れています。レトロ感と都会的なお洒落感覚が漂うお店です。

種類別に男性箸と女性箸が並んでいます。説明書きもありわかりやすく展示されています。男性箸は長さが23cm、女性箸のほうは21,5smと使いやすい長さにしています。夫婦箸というところでしょうか。結婚式の引出物にしたら喜ばれそうです。

他に神様と自分のはしわたしとして親しまれている利休箸などが販売されています。長さが18cmの子ども箸もあります。 くぬぎ(左)と、けやき(右)のお箸。力強く硬い箸に仕上がるくぬぎ。見れば見るほど色合いのよさを感じてくる不思議な素材のけやき。握り具合といい色合いといい、この二つのお箸が大層気に入りました。 みかん(左)と、さくら(右)のお箸。軟らかく曲がりやすいとのことですが、きれいな黄色は魅力的なみかん。ゆふいんで育った山桜が素材で芯のほうが雄々しい雰囲気で外側になるにつれて白く滑らかな木肌のさくら。これらもなかなかのものです。

これまた渋い色合いが魅力的なくりのお箸。長く飽きずに使えそう。うーん、どれを買おうかと迷ってしまいます。
価格はどれも一膳1,050円です。
親指と人差し指をつないだ長さを測ってもらいました。ちょうど17cm。この数値の1,5倍は25,5cm。この長さのお箸が私が持ちやすいお箸だそうです。これでオーダーメイドすることが出来ます。

木製のスプーンやフォーク。可愛らしいですね。
菓子フォークもあります。羊羹やカステラを戴くときにはもってこいですね。

懐かしい布製の箸袋。素朴な雰囲気がおしゃれです。 店内から横長の窓に絵画でも見るような由布岳が映っています。
お店の前は由布岳などの山々が聳え、棚田には青々と成育した稲が並び、自然がとっても素敵な風景が広がっています。

こちらは西原さんが自慢の作業工房。お店の裏側に部屋があり、作業の様子はお店の小窓からも確認できます。 山積みされたお箸の天然素材。
気を抜くことが出来ない繊細な作業により、お箸の形が出来上がっていきます。西原さんは真剣そのもの。 荒削りのお箸の素。ペーパーで磨いたりつやを出したり塗料を塗ります。
以上が、『たかが、お箸…、されど、お箸…』のお話しでした。

いつもニコニコご夫婦で仲良く、お店を運営しています。奥さんは何と「牛喰い絶叫大会」などのイベントでいつも司会をしている人でした。由布院温泉観光事務所にお勤めしていたので由布院の観光についてはいろんな話が聞けますよ。


●大分県由布市湯布院町川上2093-2(津江川沿い)
●電話0977-84-4108
●商品価格;男性箸23cm、女性箸21,5cm、子ども箸18cm いずれも一膳 1,050円
  マイお箸(オーダー箸)も作ってくれます⇒ 一膳3,900円から
●オフィシャル・ホームページもあります。http://848ichizen.com/


箸屋一膳は旅館津江の庄の隣です

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