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懐かしい風景の自然が残る津江を歩く散策コース(所要時間1時間コース)
  由布院の中心街近くに在りながら、昔からある自然風景を色濃く残す津江の地区をのんびりと歩きます。津江川は清らかな水が流れ、川沿いに咲く草花を探しながらの散歩ができます。近くに見える秀麗な由布岳、長く伸びた田園の中の一本道。そして、伝説の中に神秘さが漂う宇奈岐日女神社。由布院らしさを満喫できる散策コースです。
由布院お奨めの散策コース 昔からの自然が残る津江を歩く散策コース このコースの拡大マップへ
  コースの道順
梅園前の駐車場 沈み橋 津江川沿いの道 源流橋 田圃の中の一本道 秀峰館の足湯 宇奈岐日女神社 辻馬車通り 梅園前


青い空、白い雲、心地よいそよ風、今日は絶好のお散歩日和です。このコースは津江地区にあるお宿の「梅園」前の駐車場からスタートします。 「梅園」前の道路を右手にまっすぐ歩くと、すぐに、辻馬車が向こうからやって来ました。この通りは辻馬車の運行コースになっています。辻馬車は宇奈岐日女神社へ向かっています。ポッカ、ポッカと蹄の音が長閑な田舎道に響きます。 こちらは辻馬車が進む方向とは反対方向に進みます。目の前に由布岳がデーンと構えて見えます。このコースはどこからても由布岳が見られますよ。


道の両側には、広々とした田んぼが広がっています。この季節は青々と新鮮な色の稲がズーッと向こうまで並んでいます。 稲が元気よく育って、ふかふかの緑の絨毯のように綺麗に並んでいます。田んぼの上を赤とんぼが、すました顔をしてスーイスイと飛び回っています。 ぽっかりと浮かぶ白い雲。由布岳に絡みつくような微妙な動きです。雲の動きで、静かな田舎の風景が微かに変化していきます。


途中、こんな立て看板があります。この通りは『あさぎりトリムコース』となっており、健康お散歩コースになっているのです。 前方に新しく造られた橋が見えてきました。「沈み橋」です。橋を渡ってまっすぐ行けば「仏参寺」です。
この散策コースでは橋の手前を右へ曲がります。
右に曲がって、川沿いの細い道を歩きます。


道沿いの川は「津江川」です。静かなせせらぎの音が聞こえます。5月から6月にかけて蛍がたくさん見られます。 道端には大きな樹木が並んでいます。 川にはきれいな水が流れ、小さな魚がたくさん泳いでいます。


川のせせらぎが聞こえます。まだ、昔ながらの自然が色濃く残っている、田舎の風景を楽しみながらゆっくり歩きましょう。 川の向こう岸には、まぶしい緑の稲がビッシリと広がっている段々畑が見えます。その向こうには小高い丘があり、ずっと向こうには由布岳が顔を見せています。 そんな川や田んぼの中に、お店がぽつんと建っています。こんなところが由布院らしいですね。このお店は「箸屋一膳」。地元の木々を素材にしたお箸を、手作り販売しています。お箸を自分で作る体験教室も好評のようです。


そして、すぐ隣の白い塀の建物は、お宿の「津江の庄」です。塀の奥にある温泉塔から白い湯気が立ち昇っていました。 歩いていくと、道が細くなってきました。ここらで、今来た道を引き帰しましょう。 由布岳にまとわりつく白い雲。少しずつ由布岳を撫でるように動いています。長閑な風景です。


もうすぐ穂をつける稲。吹きつける風にユラユラ揺れています。 川沿いの鬱蒼とした枯れた草叢。田舎の風景です。 向こうに、また「沈み橋」が見えてきました。この橋は平成22年の6月に新しい橋になりました。それ以前の「沈み橋」は、次の写真のように、歩道よりも少し低く架かっている、石の橋でした。


橋の名前のごとく、まさに沈んでいる橋でした。少し下り坂になった橋を辻馬車がガタンがタンと音を立てて通り過ぎる、名物の橋でした。しかし、大雨が降ると橋は水の中に沈み、町内に水が溢れるということで災害防止のために、川巾の拡張とともに、残念ながら新しい橋に架け替えられました。 その「沈み橋」は渡らずに、手前の川沿いの道をまっすぐ歩きましょう。この道は町の散歩道に指定されています。 川は緩やかなカーブになっており、川下は、すぐ近くの金鱗湖から流れている大分川と合流します。


道端の木陰の間から、茶畑や田んぼが見えます。 川沿いの道には、四季折々に、可愛い小さな野花が咲きます。こんな可愛い草花を見つけながら、ここを散歩するのも、のんびりとして良いものですよ。 川の向こうの民家の上に、ちょこんと由布岳が見えます。


あたり一面、緑一色の田んぼの風景。ここから500メートルほど先に、観光客で賑わう中心街の「湯の坪通り」があるのですが、それが信じられないほど、ここは人通りも少なく静かです。 農家のおじさんが畑仕事をしています。こんな風景も田舎ののんびりとした気分にさせてくれます。 「源流橋」まで来ました。橋を渡って右に行くと金鱗湖方面になります。


橋のたもとに、『ホタルは町の天然記念物です』という立て看板があります。このあたりの川にホタルがたくさん出ます。ホタルを大事にいたしましょう。 「源流橋」のたもとを左へ曲がると、生活道路の細い道が伸びています。 この生活道路を歩くと、民家の庭先にいろんな趣向を施した植木が並んでいます。


民家のすぐ横の田んぼは、美しい稲田が広がり、畦道にきれいな花がたくさん咲いています。 広い奥行きの入り口がある、お宿の「樹」です。 お宿の横からは、また田んぼが広がり、由布岳がきれいに見えてきました。


家並みの壁には、素晴らしい鏝絵がありました。 こちらにも鏝絵があります。思わず微笑んでしまいそうな、ユーモラスな鏝絵です。 道端には可愛い花が咲いています。


見通しのよい、まっすぐに伸びた道路に出ました。 道の両側は広い田んぼです。田んぼの向こうに山が連なり、開放感に溢れた道路です。 うしろを振り返ると、由布岳が大きく見えます。この道路は由布岳のビュースポットです。


道の両側に広がる田園風景や遠くの山々を眺めながら、のんびり歩きましょう。 畑に、たくさんの大きなヒマワリが元気よく咲いていました。 由布岳をバックに良い眺めです。秋になると、この畑にたくさんのコスモスが咲きます。


畑の一角に、ピンク色した美しい花がたくさん咲いていました。 この場所で、由布岳を背景にして記念撮影をしているお客さんをたくさん見かけます。由布岳にまっすぐの道が長く続いて、絵になる写真スポットです。 この四つ角の脇に、お宿の「秀峰館」の足湯があります。家族連れのお客さんたちが、足湯に浸かっていました。


子供たちが、足湯で楽しそうに遊んでいます。気持ちよさそうです。 足湯をあとにして、「宇奈岐日女神社」へ向かう一本道を歩いていると、向こうから辻馬車がやって来ました。 この一本道から見える由布岳は美しい姿をしています。宇奈岐日女神社までの道のり、ずっと由布岳が左側の田んぼの向こうに見えています。


背の高い大杉が見えてきました。「宇奈岐日女神社(六所宮)」に到着です。 ここは辻馬車の停留所になっています。お客さんたちが辻馬車から降りて、神社を見学したりトイレ休憩をしています。その間、お馬さんは静かにじっと佇んでいます。可愛らしいですよ。 鳥居を潜って神社を見学しましょう。この宇奈岐日女神社は別名「六所宮」、地元の方たちは親しみを込め「六所様」とか「木綿(ゆう)大名神」などと呼んでいます。


社殿の後ろに聳える樹木は神木と言われ、貴重な文化遺産です。しかし、台風や落雷による被害で数多く倒木しました。 お正月には地元の方たちが、初詣の御参りで賑わいます。今日は人もまばらでとても静かです。 入り口付近の社務所におみくじを販売しています。大願成就、開運祈願に如何ですか。安産祈願や交通安全などのお守り袋やお札も扱っています。


横手の小川に清らかな湧水が流れているのを見ながら、社務所から社殿まで長く続く石畳の上を歩いて行きます。 太古の昔、湖であったこの地を宇奈岐日女神社の大神が力自慢の道臣命(蹴裂権現)に命じて湖の壁を蹴破らせて田畑を開いたという伝説があります。 この伝説により、農業の神また水神さまとして、この地の人々に親しまれ、湯布院の守護神として崇められています。


神社は、嘉祥2年(849年)に従五位、883年には正五位下を授けられ延喜式(官社帖)に列記された格調高い豊後国内では古い五社の一社で式内社です。 山門に据付けられた菊の御紋が、この神社の格調高さをあらわしています。 御神木の大きな切り株が並べられています。これは平成三年秋の台風19号の猛威により倒れた杉の木の切り株です。手前の切り株は幹回りが9mもあります。樹齢600年ほどと推察されています。


神社の祭神は、明治以降「国常立尊」ほか五柱の神々となり、伝説の由布院盆地を開いた宇奈岐日女の名は消えてしまいました。 しかし、御神体は木綿山(由布岳)そのものの山霊神であることから女首長の宇奈岐日女も祀られていたかも知れないということです。 簡素で清麗な社殿は湧水が流れる堀に囲まれています。堀には大きな錦鯉が悠々と泳いでいます。


餌を投げ入れると、パクパクと大きな口を水面に広げて餌を奪い合います。 千二百年もの歴史がある境内の樹木を見上げると、不思議な静寂に包まれ、爽やかな心の安らぎを与えてくれると云われています。 微かに聞こえる静かな風の音に耳を澄ますと、天空から見下ろしている大樹に見守られる安心感が気持ちの中に芽生えてくるようです。


宇奈岐日女神社をあとにして、また、歩きましょう。 神社を出ると、町でよく見かけるこんな道案内の看板が建っています。『辻馬車通り』を歩いていきましょう。 宇奈岐日女神社の横につながる道です。道の両脇に綺麗な水が流れる小川があります。


小川の淵に、小川を塞ぐように青々としたシダなどの草が密集して生えています。5月から6月にかけて、この草叢の中に生息している蛍がたくさん舞う所として知られています。 宇奈岐日女神社の裏手あたりの鬱蒼とした林の奥の方に、小道が伸びています。 しばらく歩くと道端に可愛い花がたくさん咲いていました


由布岳に雲がかかり始めました。前を歩いて行く家族連れのお客さんたちも、雄大な由布岳の様子を見ながら散歩しています。 尾根が長く連なる山々、その裾野に林立する青々とした木々、ポツンポツンと見える家々、静かで長閑な田舎の風景が広がっています。 「梅園」の看板が見えてきました。静かでのんびりとした田舎の自然風景を楽しみました。