散策コース"一覧

金鱗湖の畔にある、『天祖神社』をスタートします。町の中心地でありながら、まだ自然が色濃く残っている金鱗湖周辺の散策コースを案内します。
出かける前に、この天祖神社を少し説明します。祭神はスサノウノミコトです。神楽で大蛇退治をする神様です。
天祖神社の境内にあるしめ縄が巻かれた、太いりっぱな杉の木は、胴周りが約5mもあり、高さは35mほどあります。この地区の住民に、神木として大切に保護されています。由布市の文化財にもなっています。 境内の石垣からこんこんと清水が湧き出て、その清水は金鱗湖へ注がれています。境内の脇にある小さな川を見ると、美しく澄んだ水が流れていることがわかります。境内の鳥居は天保7年(1836年)に建てられました。


それでは、いよいよ出発しましょう。天祖神社と隣接する岳本公園の東側の道路を歩きます。金鱗湖の入口側から見ると裏側にあたります。 金鱗湖の入口付近は観光客の方たちで混雑していますが、こちらは人通りも少なくとても静かです。由布院観光の中心地から目と鼻の先にこんな静かな通りがあるんですよ。 こじんまりした畑がところどころにあり、住民の方が野菜や花を植えています。春になると、このあたりが花でいっぱいになって美しい風景になります。


民家の庭の畑です。いろんな種類の野菜が摂れます。 とても細い道です。静かな風景が続きます。田舎の趣が感じられます。 ここを右方向へ進みます。


民家が立ち並び、石垣が見事な模様を見せてくれます。ほんのり、地元の方たちの静かな生活の匂いがします。 道の突き当りへと来ました。左に行くと、仏参寺に行きますが、ここでは右へと行きます。 住民の方たち専用の温泉施設がありますが、その一角に可愛らしいお地蔵様が。きれいな花が供えられています。


それにしてもここは、とても静かなところです。時々、鶯やメジロの鳴き声が聞こえます。 道から見える地元の方の家の庭は、懐かしい田舎の佇まいです。ゆっくりと時が流れている気分にさせてくれます。 またお地蔵さんがありました。相当古くから祀られているお地蔵さんのようです。


瀟洒な佇まいが見られます。由布院らしい趣です。 緑が多く、木々が鬱蒼と茂っています。由布院観光の中心地がすぐ近くにあるとは思えないくらい静かです。 樹木の緑や、季節ごとに咲くたくさんの花が見られ、由布院らしい素敵な風景が広がっています。


金鱗湖の上にあるコナラ原生林が見え、その上に、ちょこっと由布岳が顔を覗かせています。 向こうに人力車が見えます。人力車で街中を巡る方も多く見られるようになりました。 この道の突き当たりは津江川です。その手前の細道を右に曲がります。左に曲がると末田美術館があります。


細道に入ると、徐々に槌の道になって行きます。 茅葺の家がありました。 緑の整然とした茶畑もあります。


懐かしい土の道です。都会ではこういう道は皆無と言って良いほどでしょうが、由布院でも最近は珍しくなっています。 林の向こうに由布岳が少し見えています。 さらさらと小川が流れています。


茅葺建物が見え始めます。ここは、お宿、「亀の井別荘」の敷地になります。 亀の井別荘の別棟には、お土産販売店、食事処、喫茶店などがあります。広い古民家の風情がします。 『天井桟敷』はこの棟の2階にあり、コーヒーなどの飲み物を楽しみながら寛げる喫茶店です。


『鍵屋』は雑貨や食品など、様々なお土産品を販売しています。 茅葺屋根はお宿の玄関です。その前を歩いて行きます。 亀の井別荘の敷地にある、橋の上から眺める金鱗湖方面の小川は、なかなかいい風景です。


亀の井別荘を出ると、すぐに左方向へ曲がります。川沿いの道です。せせらぎの音が聞こえます。 この道をまっすぐ行くと民芸村になりますが、ここでは手前の小道を左へ曲がります。 すぐに津江川です。そして突当りの道を右に行きます。


この津江川にはたくさんのクレソンができます。春からはたくさんの野花が咲き誇り、とても楽しい川沿い散歩できるところです。 津江川は金鱗湖から流れてきた大分川とこの先で合流します。 右側の山手を振り仰ぐと、由布岳が見えます。


川には真っ白な色をした白鷺が、餌を探しながら、あっちこっちと静かに動き回っています。 川沿いの細い道をゆっくり歩きます。 この橋を渡って、川の向こう岸へ行きます。


木材で作られた橋が見えてきました。 『蛍観橋』です。6月の蛍のシーズンには驚くほどの数の源氏蛍が、この橋の周辺を舞います。 橋の手すりに手をかけると、優しい木のぬくもりが感じられます。


蛍観橋は渡らずに、川沿いをまっすぐに進みます。 このあたりの通りからは、由布岳がよく見えます。 向こうに四つ角があります。ここを右へ曲がります。


この通りは、湯布院観光の中心地『湯の坪通り』です。たくさんのお店が立ち並らび、大勢の観光客で賑わっています。 由布院へ訪れて、ほとんどの観光客がこをここを観てまわります。そして、このあたりだけ散策して、他の場所は観ずに帰ってしまわれるのが非常に残念です。 このあたりがちょうど中心街になります。


通称『湯の坪街道』をまっすぐに進み、ここで右折して金鱗湖へ向かいます。 少し歩くと、三差路がありますので左方向へいきます。 この通りにある「今泉堂」の揚げまんじゅうはおいしいですよ。


隣のお店は、どぶろくや甘酒を販売しています。 蕎麦屋「泉」まで来ました。 玄関脇で蕎麦打ちの実演が見られます。


蕎麦屋横の通路を、金鱗湖へ向かいます。 金鱗湖へ到着しました。湖面から湯気がもうもうと上がっているのが見えます。 観光客の方たちが湯気を不思議そうに見ています。このあたりが金鱗湖の入り口になっています。


向こうの、公衆温泉風呂「下ん湯」の方の岸辺で、子供が魚釣りをしていました。この湖には鯉や鮒などたくさんの種類の魚がいます。 湖の畔の小道を進み、小さな橋を渡ります。 この橋の上から金鱗湖を見ると、湖全体が見渡せ、後ろの山の美しいコナラ原生林を眺めることができます。


橋の上から、湖とは反対側を見ると、湖から水が注がれる大分川の景色がとても素敵です。川の両側のモミジの木が秋にはきれいに紅葉して、訪れる人たちを魅了します。 金鱗湖は見る場所によって、湖面の色が違って見えます。 少し歩いてくると、こんなにきれいな青色に見えます。


湖の中に天祖神社の鳥居が見えます。この鳥居は昔、ここから約300mほど離れた「仏参寺」というお寺にあったもので、明治時代の神と仏を分離する「令」により、ここに移転されました。 岳本公園に着きました。ベンチや東屋(あずまや)がありますので休憩できます。トイレもあります。のんびりベンチに腰掛けて金鱗湖を眺めてください。秋の紅葉シーズンにはこの公園のモミジや楓がきれいに色付きます。 この公園のすぐ隣が、散策コース終点の天祖神社です。


天祖神社の脇を流れる小川は、きれいな清水が流れています。ここに住み着いた鴨が水辺で遊んでいます。 天祖神社に到着です。別府観光で有名な油屋熊八さんの寄贈した石灯篭が目につきます。 神社の正面には、真新しい太いしめ縄が張られています。古い社を見ると歴史を感じさせてくれます。拝礼してこのコースを終わりにいたしましょう。